自然派の超重要人物といわれるフィリップ・パカレ自身のドメーヌです。パカレはブルゴーニュなら知らぬ人はいない「プリューレロック」醸造長を務めた後、ロマネコンティからの誘いをなんと断り、自らのドメーヌを興しました。また、彼はボージョレーの自然派の代表格のマーセルラピエールの甥であり、自然派の師、ジュールショヴェの最後の弟子でもあります。彼の手法は天然酵母の使用、農薬・除草剤・化学肥料を使わないなどの1950年代くらいまではみんなが行っていた方法です。しかし、今では生産性が悪かったり、安定しないこともあり、次第に科学的な醸造が主流に変わってしまいました。 私は幸運にも初リリースの前に彼のセラーを訪ねることができ、バレルテイスティングしたのですが、新鮮なぶどうをそのまま閉じこめたような味わいにグイグイ飲んでしまいました。パリではかなりの有名人ですが、気取ったとこがなく、気さくなアニキという感じで、人もワインも自然体なのでありました。
★2004年のパカレ・・・繊細かつエレガント★
2004年のブルゴーニュは総じてあまり日射量の多い年ではなく、8月の雨の影響を受けたつくり手が多いように思われます。 パカレはブドウが完全に熟すのを待ち、収穫時のとても厳しい選果(毎年の事ながら)により、とても健全かつクリアーなワインに仕上がっています。 タイプ的には2002年に近いようにも思われますが、2002年の柔らかな色調の明るい色に比べ、ガーネットが強く、やや黒味を帯びた深い色合いになっています。味わい的にも最初のアタックは柔らかいものの、時間が経つに連れて甘みが増し、いろんな要素が感じられるようになってきます。 とても自然な味わいで、ピュアな果実味や美しい酸味、そしてしっかりとしたミネラルなど、パカレらしさが感じられるとともに、年々完成度の高いワインに成長しているのが伺えます。(正規輸入元 野村ユニソン 資料より)
ドメーヌ・フィリップ・パカレ (赤) ポマール2004
級畑「シャンラン」「シャニエ」および「ヴィニョ」に隣接する、それぞれ同名の「村名格付け」を名乗る区画。 栗色がかった粘土石灰質土壌。「シャンラン」はフルーティーさや肉付きを生み出し、「シャニエ」は上品な酸味を生み出す。 平均樹齢45年、0.75ha.骨格のしっかりとしたワインで、繊細な中に力強さを感じます。(正規輸入元 野村ユニソン 資料より)
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