フィリップ・ジャンボン氏は元ソムリエ。スイスの名門レストラン「ジラルデ」で働いてました。当時の彼はボルドーなどのグランヴァンを最高のものと考えていましたが、あるとき自然派の造り手「グラムノン」のワインを飲んで衝撃を受けたそうです。グラムノンのワインは、1本の飲んで数日経った後で再び飲みたいという気分になることが多いことに気がつきます。さらに「ダール・エ・リボ(ローヌの自然派)」に感銘を受け、ついに自分でもそのようなワインを作りたいとの思いを抑えきれなくなり97年にとうとうそれを実行します。
ヴィンテージによる作柄の変化も個性として自然を尊重しながらワイン造りを続ける彼のワインを飲んでみませんか?きっとまた、飲みたくなりますから。フィリップ・ジャンボン
フィリップ・ジャンボン VdT ガニヴェ(2005) (赤)
ガニヴェはボジョレーでも最も北、マコンとの境に位置する畑です。他の畑と比べ標高の高い場所にあり、みずみずしい爽快な酸とストレートな果実味がバランスよく楽しめるワインです。
最初にこのガニヴェををブラインドで出されたのですが、まさかガメイとは思いませんでした。
深い色あい、チェリーやラズベリーなどの香りと野性味のある大地の香り。アタックは力強く凝縮した果実味やエキス分の強さ、ピュアなフレーバー。むむ・・かなりうまいじゃない・・。えっジャンボン!?ガメイなの、これ?
時に閉じたりする難しいジャンボンのイメージを覆す素晴らしいワインじゃないですか!。
ボジョレーのワイン、ガメイのワインという範疇では、評価できない個性があるワインかもしれませんが、私的に大お気に入りのワインとなりました。
※フィリップ・ジャンボンのワインに共通して言えますが、国内であっても輸送などの直後は「野生的な風味」や「酵母のニュアンス」を強く感じる場合があります。ワインを十分休ませた上でお飲みください。また抜栓直後の風味が固く閉じこもっている際は、そのまま栓をして冷蔵庫などで1〜2日休ませてみることをお試しください。