ロワール地方のトゥールという町の近くに有名な自然派の造り手クロ・ロッシュ・ブランシュの畑があります。そのクロ・ロッシュから2002年に8ヘクタールの畑を購入してワイン造りを始めた日本人女性がいます。新井順子さんといいワインコンサルタントとしても著名な方です。彼女が選んだ栽培方法は無農薬が当たり前のビディナミ農法。ぶどうをたくましく育てるには無農薬が一番との考えからです。
*新井さんのボワ・ルカでの奮闘記は「ブドウ畑で長靴をはいて」 集英社インターナショナル刊(1995円)に詳しく綴ってあります。おもしろいですよ。
ドメーヌ・デ・ボワ・ルカ ”Mido” VdT カベルネ・フラン2006(赤)
ボワ・ルカの名前の由来になった畑「Les Bois Lucas」はわずか0,79ha。ここには1975年に植えられたカベルネ・フランがあります。このブドウから出来るワインはボワ・ルカの中でも一番少ない生産量。
毎年、いわゆる「カベルネ・フランらしさ」のない、本当にキメの細やかなタンニンと厚みのある柔らかなスタイル。
2006年も相変わらずの高いレベルで深い味わいとなりました。「KUNIKO」「OTOSAN」が有名ですが、ボワ・ルカを語る上ではずせないワインです。